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非小細胞肺癌(NSCLC)










非小細胞肺癌(NSCLC)に対する維持療法には、
switch maintenanceとcontinuation maintenanceがあります。
非扁平上皮NSCLC患者に対象を絞り、


ペメトレキセドによるcontinuation maintenanceの有用性を検討した
PARAMOUNT 試験では、主要評価項目である無増悪生存期間
(PFS)が有意に改善したことが昨年のASCOで報告され、
全生存期間(OS)の結果が待たれていました。

PARAMOUNT 試験は国際的な多施設共同のフェーズ3 試験です。対象は、治療歴がなく、PSが0 
または1、病期がIIIB 期またはIV 期の非扁平上皮 NSCLC 患者とされました。導入療法では21 日を
1サイクルとして、ペメトレキセド500mg/m2
とシスプラチン75mg/m2
を1 日目に投与し、4サイ
クル施行しました(図 1)。導入療法で完全奏効(CR)、
部分奏効(PR)、安定状態(SD)のいずれか
が得られ、PSが0または1の患者 539 人を、
ランダム化して21 日毎にペメトレキセド500mg/m2
の、投与とBSCを行う群(ペメトレキセド群、359 人)と、
プラセボの投与とBSCを行う群(プラセボ群
。180 人)に割付け、進行(PD)するまで治療を継続しました





ペメトレキセド群とプラセボ群の患者背景は同様で、
年齢中央値はそれぞれ61 歳と62 歳、IV 期 
の患者の割合は91%と90%でした。導入療法で
CRまたはPRが得られた患者は、ペメトレキセド群
。44%、プラセボ群 42%、SDが得られた患者は







今回のASCOでは、このPARAMOUNT試験の最終的な
OSが発表されました。また、ECOG PS 2(以下、PS2)の患者
のを対象として、ファーストラインとしてペメトレキセド単剤
とカルボプラチンとペメトレキセドの併用療法を比較したフェーズ
3試験の結果も発表され、注目を集めました。


対するハザード比は 
0.62(95%信頼区間:0.49-0.79)となり、有意な改善が認められました(p < 0.0001)。維持療
。法へのランダム化からの PFS 中央値は、ペメトレキセド群 4.1 カ月、プラセボ群 2.8 カ月でした
。EQ-5Dを用いて評価した健康関連 QOLは、両群で差はありませんでした
昨年の第 16 回欧州癌学会 / 第 36 回欧州臨床腫瘍学会(EMCC2011)では、70 歳以上の患者にお 
%いても、ペメトレキセドによる維持療法で進行のリスクが有意に低下し、ハザード比は0.35(95
信頼区間:0.20-0.63)となりました(p = 0.00041)。ただし、貧血や血小板減少などのグレード3
以上の有害事象の発現率は、70 歳未満の患者の7%に対し、70 歳以上の患者では21%と高くなっ
。ています
OSも有意に改善、大きなエビデンスに
今回のASCOでは、最終的なOSの結果が明らかになりました。維持療法へのランダム化からのOS 
中央値は、ペメトレキセド群 13.9カ月、プラセボ群 11.0カ月となりました(図 2)。ハザード比は
0.78(95%信頼区間:0.64-0.96)で、ペメトレキセドのcontinuation maintenanceによる有意な
。(改善が認められました(p = 0.0195
(L. Paz-Ares, et al., ASCO2012 Abstract LBA7507)
全例に葉酸、ビタミン B12 を投与
導入療法
(21日毎に4サイクル)
維持療法
(continuation maintenance、21日毎にPDまで)
全身化学療法の治療歴なし・
ECOG PS0/1・
IIIB-IV期の・
非扁平上皮NSCLC 
ペメトレキセド
500mg/㎡

シスプラチン
75mg/㎡
ペメトレキセド
500mg/㎡

BSC
プラセボ

BSC
CR/PR/SD
(RECIST基準による)
層別化
(ECOG PS(0 vs 1・
(導入療法開始時の病期(IIIB vs IV・
(導入療法の効果(CR/PR vs SD・
2対1に
ランダム化



回発表された OS についてのハザード比は CR または
PR だった患者で 0.81(95%信頼区間 
0.59-1.11)、SDだった患者で0.76(95%信頼区間:0.57-1.01)となり、
CRまたはPRと同様、SD。だった患者でも良好でした
、サ ブ グ ル ー プ 解 析 は 傾 向 を み る 手 段 と し て
は 有 用 で す が、断 定 は で き ま せ ん。
し か し 




PARAMOUNT 試験では、
導入療法の効果や年齢などに関わらず、
維持療法で結果が良かったということになると思います



また最終的なOSが得られた時点において、維持療法
へのランダム化からのPFSが再評価され、ハ 
-ザード比は前回発表された 0.62(95%信頼区間:0.49-0.79)から、
0.60(95%信頼区間:0.50
。0.73)に変更されました



PARAMOUNT 試験には、過去の維持療法の臨床試験と
共通する課題もあります。主要評価項目 
がOSではなく、PFSである点です。主要評価項目である
PFSで良好な結果が得られたら副次的評価
項目であるOSも評価することになっています。しかし、
PFSが延長しても、




OSが維持療法を行わなかった患者さんと同じであれば、
維持療法の分だけ患者さんの
負担が増えてしまいます。維持療法。
の臨床試験でも主要項目をOSに設定し、
最初からOSで差が得られるようなデザインが望まれます




しかし、実際にはそのような試験はありませんから、副次的評価項目とはいえ、PARAMOUNT 試験


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