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治療費に困り、もらえるはずの生命保険を解約 仙台往診クリニック(仙台市青葉区)院長 川島 孝一郎氏











仙台往診クリニック(仙台市青葉区)院長 川島 孝一郎氏
言より抜粋 しました



在宅医療の重要性が年々増している。
ただ、患者が最期まで自宅で暮らすには
在宅医療による支えだけでは難しく、
介護や家族の支援体制など様々な
環境整備が必要だ。医師には、
そうした全てに目を配る“総合力”が求められる。






中でも、患者やその家族の経済状況へ
の配慮は欠かせない。これは在宅医療に限らず
、多額の費用がかかる入院医療でも同様だ。




長い療養生活を送る中で少しでも経済的負担
を減らせれば、患者はより手厚い医療・介護を受けられるし、
家族の生活への影響も最小限に抑えられる。
私がそれを痛感したのは、今から10年ほど前、
在宅医療専門クリニックを開設して数年がたった頃だった。




 ある日、大阪から患者の奥さんとケアマネジャーの2人
が来院した。大学の教授を務めていた患者は講義を
していたさなか、喘息の重責発作で呼吸停止。
救急搬送されて一命は取り留めたものの植物状態になり、
その後、3病院を転々としていた。患者夫婦はもともと
仙台出身だったため、余生を地元で過ごそうと考えた奥さんが、
ケアマネジャーを伴って当クリニックに在宅医療の
要請と介護の相談に訪れたのだ。



当然、話題はお金のことにも及んだ。
患者は当時58歳。高齢患者とは違い、ま
だ生命保険に加入している年齢だろうと考え、
私はなにげなく「保険金は全額もらえましたよね」
と尋ねた。すると、奥さんはいぶかしげな表情を
浮かべ、「それは何のことですか」と聞き返してきた。




 生命保険の保険金は死亡時にしかもらえないと
思っている人が多い。しかし、「言語または咀嚼の機能
を全く永久に失った状態」「中枢神経系・精神・胸腹部臓器
に著しい障害を残し、終身常に介護を要する状態」など
の高度障害に陥ったときにも死亡時と同額を受け取れる。


上記に関しての私のコメント
コメント
「こういったことも分からないでみすみす損な事においやられて
しまうのはなんとも遺憾です」


 保険金について尋ねたのはまずかったかなと思いつつ、
この仕組みを奥さんに説明すると、案の定、「解約しました」
と無念そうにポツリとつぶやいた。患者は倒れてから数カ
月間ICUに入院して入院費用が数百万円に達したため、
生命保険を解約して払戻金を支払いに充当したのだそうだ。




 さらに詳しく聞くと、本来ならもらえた高度障害保険金
は5000万円。これに対して解約払戻金はたったの80万円だった。
入院していた大阪の3病院では、ソーシャルワーカーや医師、
看護師の誰も、こうしたアドバイスはしてくれなかったという。
もちろん、保険会社が自主的に保険金の請求を勧めることもなかった。





 患者夫婦は、自治体の助成制度などを利用して医療・
介護費を減免できたものの、貯金と退職金をはたいて
仙台に土地と建物を購入していたため、医療・介護に
充てる資金は決して十分ではなかった。一方で、
世間には日々の生活費にも困っている健常な人が少なくなく
、こうした人たちが高度障害になった際に今回のような
事態に陥ったら、悔やんでも悔やみきれないだろう。





 私はこの事例以来、「医師は疾病や症候だけを患者
や家族に説明すればいい」と考えるのは大間違いである
ことを肝に銘じ、当院のウェブサイトに生命保険の知識を
まとめた患者向けのページを設けた。患者の生活内容を把握し、
生命保険などの知識を有して初めて、本当のプライマリケアに
当たれると感じている。




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